- 作者: 押見修造
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2013/09/22
- メディア: Kindle版
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惡の華が良かったので、同じ作者つながりで読んでみた。
惡の華は青春時代ありがちのドロッドロさが好みだったのだけど、この作品も同じく「え、ここまで描いちゃうの?」というレベルの気持ち悪さ全開だったので良かった。
個人的には群を抜いて柿口依が好きな登場人物だった。最初は麻理(の中の小森)に嫌悪感しかあらわにしてなかった彼女が、ストーリーの進行とともにどんどん魅力を引き出していく過程が良い。良すぎた。
ただ ... 、オチが個人的には弱すぎるくらい弱かった。そこだけ残念。せっかく中盤までぶっ飛んでいたのだから、ラストまでぐちゃぐちゃを貫いてほしかったなぁ。(最終巻の Amazon のレビューも案の定割れていた。)
ストーリーの性質上2度目以降が楽しめる作品なので、2回目を読むのが楽しみ。
ドラマも全部見ようかなぁ。ちらっと見たけど柿口役のコがかなり良い味出してたし。