持病 が一段落ついたので、最近ぼんやり自分の今後のキャリアパスについて考えている。
この 7 〜 8 ヶ月くらい、ある PJ のエンジニアリーダー的ポジションを任されて、以下のスキルはある程度身についたと思う。 (「まだ全然じゃねーか!」と思った同僚、ごめんなさい。)
- 他部署の人と要件の調整をして、具体的なタスクに落としこむ力
- 情報をとりまとめて関係者に分かりやすく周知/説明する力
- タスク管理能力
- そこそこ正確な見積もり力
- 他メンバーをケアしたりサポートする能力
- PJ を進行する上で起きうる問題をまぁまぁ事前に予測して回避できるようになった
- つまり PM 的な力、って言えば良いのだろうか
しかし、「こういう能力って、ある程度以上の地頭がある人なら、ある程度の訓練期間を詰めば誰だって身につくんじゃないか?」という思いが、日に日に増していっている。
つまりこれらのスキルは自分にとって、大した市場価値が感じられない。
一方で、「高い技術力を有していること」に対しては、非常に大きな市場価値を感じている。
PJ をうまくマネージメントできるひとって珍しくないけど、高い技術力を有している人はとても少ない。
そして、いくらプロジェクト管理能力に長けた人がたくさんいても、良い技術者がいなければ、事業で求められている要件がそもそも実現できなかったり、世の中にリリースしてメンテナンスしていくに耐えうるコードを生むことができなかったりする。ないしは事業スピードが落ちてしまう。
といった思いから、今の PJ が一段落ついたら、今後を見越して、技術力を上げることに一番重きを置こう、と思ったのだった。はてなインターン同期たちと比べたら、今の自分はスキル的にまだまだだし ... 。
そのために、今よりもっと早く仕事を終わらせて、早く帰って、自己研鑚に時間を割かなければだなぁ。と思うのであった。
30 歳になって、「 20 代は仕事は頑張れたけど、忙しくて自己研鑚に時間を割けなかったから、大したエンジニアにはなれなかったなぁ」というセリフだけは吐きたくないんだよなぁ。
というぼやき。おしまい。