仕事についてつらつらと。
期の終わりということもあり、何人かの同僚が会社を去っていった。
自分は今年で、新卒入社した会社した会社に勤めて 5 年目になる。転職の盛んな (?) Web 業界で 5 年も経てば、結構な数の同期は今は別の会社で働いている。ありがたいことに、お前もこっちに来ないかとお誘いをいただくこともたまにある。
持病が一段落して少し周りを見渡す余裕が出たこともあり、自分は本当に今の会社にいて良いのか考えてみた。
結論としては、少なくともこれからの 1 年はまだ今の会社に居続けようと思った。理由としては、
- こういうエンジニアになりたい、という明確なロールモデルになる人が身近にいる
- よほど小さい会社でない限り、転職したからといってその会社で一緒に働きたい人と働けるとは限らないと思う。いろんな部署やチームがあるから。
- 下手に転職して ↑ の博打を打つよりも、一緒に働きたいと思える人と働けている今の環境を大事にすべきだと思った
- 自分が今後身につけていきたい技術と、今の業務で扱っている技術がおおむね被っている
というところ。
周りがどんどん転職しているからといって今はまだ焦って行動を起こすべきでないという結論に落ち着いた。
いかなる業務領域でも、スキルにならない業務を 0 にすることは難しいと思うが、スキルにならない業務をするときは「自分は今、スキルにならないことに時間を費やしているのだ」という緊張感は持つべきだなと思った。
夏は少々働きすぎた。特に 8 月はひどく、残業しすぎて人事から呼び出しを食らった。(働きすぎたらちゃんと刺されるってことはウチはホワイトなんだなと思った。)
なんでこんなに働きすぎてしまったのか ... と考えると、自分の業務が性質上、差し込みの仕事がとても多いことにあると思う。一つ一つは小さいが塵が積もって山となった。
差し込みの仕事を明確にガントチャートに積まずに、通常の業務にプラスしてやった結果残業が増えすぎた。
残業が増えすぎた結果、幸いにも身体は壊さなかったものの、平日の自由時間が減って精神が荒んだり、何より自己研鑽に費やす時間が減ってしまったりと、失うものがそれなりに大きかった。
まだまだ自分は利息で食っていけるほどスキルや知識が豊富な人間ではないので、勉強の時間が確保できてない生活はちょっとまずい。
なので
- 差し込みの仕事にかかる時間をちゃんと見積もり、計測する
- それが常識的な労働時間内に終わらないようであれば、差し込みの仕事を後回しにできないかとか、本業のスケジュールを伸ばせないかとか、ちゃんと掛け合う
ということを徹底したい。今月からは。