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IT エンジニア。現在は働けておらず闘病中。いわゆる鬱です。

何もない町で暮らす

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会社は渋谷にあるので、三軒茶屋や恵比寿、中目黒、代々木あたりに住む同僚が多い。

一方で僕は各停で 10 分の、何もない *1 しけた町に住んでいる。同僚から住む場所を聞かれて答えると、だいたい「あー、あの辺、なんもないよねー」的なリアクションが返ってくる。

よく、引っ越さないの? と聞かれるけれど、住んでる町も含めた今の暮らしがそこそこ気に入っているので今のところ引越し予定はない。

というのも、みんなが住みたがる町って、近所で同僚や知人にエンカウントする率がすごい高いわけじゃないですか。

この感覚が通じる人がどこまでいるか分からないけど、休日に社交モードを完全にオフにしている油断した状態で同僚や知り合いにエンカウントして、そこから緊急で社交的な自分に切り替えるのって、やたら MP を消費するんだよなぁ *2 。あと、自分はそこまでよく喋らない距離の知り合いと当たり障りない会話をするスキルがない(できないことはないけどすごい気疲れする)というのも大きい。それにカフェとかでも、店内に知り合いがいるかとか気にしないでだらーっと時を過ごしたいじゃないっすか。

こういった理由から、休日に同僚や知り合いと近所でエンカウントするのを自分は極力避けたくて、そのためには他の人がそんなに住みたがらない何もない町に済む暮らしが自分にはフィットするんだよね。まぁなにもないがゆえに、休日に外食したいときに選べるお店がかなり限られてしまったりするのだけれど、知人と鉢合わせにくいメリットを考えれば、その程度のデメリットはまぁ全然受け入れられるよね、という感じ。

まだしばらくはこの町にお世話になりそう。

*1:あくまで東京 23 区基準での「何もない」町。

*2:平日会社で同僚と会うのは、心の準備ができているので無問題。