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IT エンジニア。現在は働けておらず闘病中。いわゆる鬱です。

「病人は一生病人らしくしてろ」みたいな差別意識

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  • ネットがこういう盛り上がり方をしてしまうのは、「潰瘍性大腸炎に一度かかったら一生粗食してろ。一度でも外食したら仮病だ」、もっと言うと「病人は一生病人らしくしてろ、1 日でも遊んだら仮病だ」みたいに考える人が多いからなんだろうなー、と思う
    • 実際の難治性の病気というのは、ミクロに見れば調子の良い日と悪い日が繰り返しやってくる、マクロに見れば悪化と寛解を繰り返す、そういうものだ。しかし、そういった認識は一般的にはほぼ皆無ということなのだろう
  • こういう人達は、例えば鬱病の人が調子のいい日に好きな場所に外出したの知ると「鬱病というのは嘘だったんだな」と思うのだろう *1
    • なので、↑の安倍さんの記事の盛り上がりが、自分には他人事に思えなかった。自分も場合によっては世間からこういう目を向けられるのだと、非常にぞっとした。

*1:鬱の人が調子のいいときに外出するのは、家の外で活動するリハビリのために実際とても大事なことだと思っています