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IT エンジニア。現在は働けておらず闘病中。いわゆる鬱です。

2023 年 振り返り。個人開発と闘病と

今年を一言でまとめると、残念ながら「頑張ったがなかなか報われない年」だった。

個人開発

  • 年の後半からは、生活費のため、既存で出している拡張機能をひたすら有料化していた。これが非常に辛かった。
  • つらいポイント (1):ユーザーから様々な言語でバッシングされた。
  • つらいポイント (2):今までは人の暮らしを便利にするためにプログラムを書いてきたが、「既存アプリの一部機能を有料化する」ということは「アプリをより不自由なものにする」という行為だ。せっかく今まで手塩にかけて育ててきたソフトウェアの便利さを自ら毀損することが、我が子に傷を付けるようで非常にしんどかった。

  • これだけの心労と時間をかけて得たものは、ほんのわずかばかりのお金だけだ。有料化をするという決断は正しかったのだろうか、と今でも分からなくなる。
  • ただ、有料化したことで、(数は少ないながらも)世界中の人が、僕の書いたコードにお金を払う価値があると思ってくれていることが分かって少しばかり自信になったので、有料化して良かった...のかもしれない。

勉強

  • 年の後半からは有料化のための開発にかかりきりだったので、インプットはろくにできなかった。
  • (まぁ、分からない知識は都度ちゃんと調べながら開発したので、全く停滞してたということはないだろうが)
  • とはいえ、今は料理人に例えると ナマクラ包丁で料理をしているという大変効率の悪い状態なので、有料化の開発が一段落した暁には、しばらく新規開発はストップして、半年停滞していた分の勉強を取り戻したい。

闘病

  • 働けなくなって 5 年になった。
  • 今年も 10 種類近くの薬を試し、どんな苦しい副作用にも耐えてきたが、残念ながら成果は出なかった。
  • それどころか症状は悪化し、年の始めには 1 日あたり平均 2.5 時間程度ベッドで休んでいたのが、現在は倍の 5 時間程度ベッドで休まないと、1 日持たないようになった。
    • そのため、開発や勉強に割ける時間はかなり短くなってしまった
  • 遠出もままならなくなり、現在はタクシーで通院するようになった。

人間関係

  • (本人のプライバシーのために若干ぼかして書く)
  • 自分には、非常に心の支えになっていた とある大切な友人がいる。しかし今年の始めくらいに、とあるきっかけで、その友人との友情に亀裂が入ってしまった。
  • 関係の修復のために出来るアクションをコツコツと積み重ねていったのだが、努力の甲斐なく、結局その友人とはほぼ絶縁状態になってしまった。

総じて

  • 上記の個人開発・病気・人間関係の悩みが 3 つ同時に重なったことは、自分にとって非常に辛いことだった。何をどれだけ努力しても状況が辛くなるばかりで、精神的にかなり追い詰められていた。
  • 大袈裟だが、この世界に自分の味方をしてくれる人は誰もいないのではないかと真剣に悩んだし、正直まぁまぁ死にたいと思っていた。
  • 僕は人に悩みを相談できない性格なので、上記の悩みは、ほとんど誰にも話さなかった。(というか話したところで、自分自身か医者にしかどうすることもできないし)
  • しかし、僕に対して、ネット上でいつも通りに接してくれて、なんでもない話題で絡んでくれた友人・知人達の存在はとても支えになったと思う。
  • ネットのある時代に生まれて良かった。そうでなければ本当に孤立していた。