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IT エンジニア。現在は働けておらず闘病中。いわゆる鬱です。

誇れるもの

調子悪かったので、ベッドで寝ながら YAPC(技術カンファレンス)の動画の音声を聞いていたら、面白かったんだけど、「この人達と比べて、1日の半分以上を寝込んで過ごしてる俺の価値って一体何なんだろう」という暗い気持ちになってしまった。

... で終わったらアレなので、この人達と比べて自分が誇れるものことって何なのか、真面目に考えてみた:

 

ひとつめ。自分は「これは人々の暮らしを絶対に便利にする」と胸を張って言えるものをアウトプットしてるということだ。

会社員エンジニアとして働いてると、ときには「これって本当に人の暮らしを良くするんだっけ?」と確信を持てないコードを書かざるを得ないことがある。SEO 対策と称して効くんだか効かないんだか分からん修正を HTML に加えたり、本当に有用か分からん分析ログでコードを汚したり、ユーザーのギャンブル心をくすぐるような物を作ったり、etc ... 。

それに対して、自分が公開してるソフトウェアは、1つとしてそういう迷いのあるものは含んでいない。どれも便利だし、使えば絶対にあなたの暮らしは便利になると胸を張れるものだけを出している。

 

ふたつめ。自分が公開してるソフトウェアは、技術的負債は(僕視点で)ゼロに近い状態にしていること。

仕事だと、会社のスキルセットの事情とかその他の大人の事情で、妥協した技術を使わなければいけないことがままある。また、スケジュールの都合上、負債を残したままリリース(そしてリリース後も時間が取れずそのまま)ということが多々ある。

それに対して、自分は公開しているソフトウェアは、自分が学んだ限り最も合理的と思える技術を組み合わせて作ってる。勉強をする過程で、過去に選んだ技術の誤りに気づいた場合は、体調の許す限り必ず正しい技術に組みなおしている。また、いけてないと思うコードはリストを作って全部直すようにしている。

 

... という2つのことを、職業エンジニアの方々に対して劣等感を抱きそうになったら思い出すようにしたい。

久々に勢いと熱に任せた文章を書き散らかした気がする。。勢いで誰か傷つけてないか? 大丈夫なのか?

(しかし、誇れるものが全部「コードを書く自分」なのかぁ。体調が悪くてコードが書けない日には全部崩壊するものなんで、危ういというか脆いなぁ。何も生産的なことが出来ないそのままの自分を誇れれば良いんだろうけど、現状それがどうしてもできないんだよなぁ。)